個人でサロンをしているネイリストさんのお悩み相談所、山根木です。
今日はプロだから出来るワンランク上のべっ甲ネイルのやり方をお伝えします。
そもそも、このブログはネイリスト同士の交流が少なく、どうしても井の中の蛙になってしまいがちな個人でネイルサロンをしているネイリストさんの支えとなれればな、と言う思いでやっています。
経営や集客、接客ももちろんですが、やはり最新のネイル技術も気になるところ。ですよね^^
ということで、新企画!
このネイル、どうやったらいいの?にネイリスト歴15年の本部認定講師がお答えしていく
「○○ネイルのやり方公開シーリズ」
わー!パチパチパチ♪
記念すべき第一回のテーマは、秋冬のトレンドの定番となりました
べっ甲ネイル。
定番のアートって、毎年同じことをしているとお客様はもちろん、
やってる私達の方も飽きてきませんか?
でも、定番だからオーダーはよくされるし、、、
でも毎年同じ感じになっちゃうし、、、
ネイリストたるもの、お客様のご希望にお応えするのはもちろんです。
でも、それだけでいいのでしょうか?
ご希望されていることより、それを上回ったサービスを提供することで、お客様に感動が生まれます。
そしてその感動が、信頼に繋がり、リピートに繋がります。
プロならではのテクニックを使い、他店とは格の違うべっ甲に仕上げることができる
そんな奥行きのあるキラキラべっ甲ネイルのやり方を公開します。
まず。べっ甲って何かご存じですか?
ググってみました。
これです。
べっ甲とはウミガメの甲羅の鱗板を10枚程度に剥がして得られる加工品だそうです。
なんかちょっと、怖い。。。
そして、べっ甲とよく一緒くたにされがちの
琥珀(コハク)をご存じでしょうか?
琥珀とは木から出る樹脂がとーーっても長い時間をかけて化石となった宝石だそうです。
という2つの宝飾品を知った時に私は思いました。
なんかべっ甲って怖いし、琥珀の方がキラキラした宝石で可愛くない?と。
ということで、トレンドであるべっ甲柄に琥珀のキラキラ感を足した欲張りネイルを作りました。
ではでは。大変お待たせしました!
具体的な作り方にお話しを進めましょう。
材料
・VETRO260番ジュエルトパーズ(透明感のある黄色いジェルで代用可)
・VETRO261番ジュエルアンバー(透明感のある茶色いジェルで代用可)
・VETRO055番ホワイト(☆2つの柔らかいタイプ、他メーカーでもテクスチュアの硬くない白でOK)
・クリアジェル(さらっとタイプがオススメ)
・Agehaリフェクションフィルム クリスタルダイヤ (できるだけ光るオーロラフィルムなら他メーカーでも可)
・白のシェル
・OCHI MUSHA(クリーナーやaceジェルのファイドリッキドなど、ジェルをぼかせるものでOK)
作り方
①VETRO260番ジュエルトパーズを1度塗りして硬化。
このカラー絶妙に綺麗なので、1つ持っておくことをお勧めしますが、無ければクリアジェル+黄色+オレンジ+茶色でも似た色を作れます。
②Agehaリフレクションフィルムをペタペタ貼り付け。
③VETRO261番ジュエルアンバー(←アンバーって琥珀のことなんですよ☆)でべっ甲のようなバランスを取りながら模様を入れる。まだ硬化しませんよ。
クリアジェル+茶色+黒でも似た色は作れます。
④模様の輪郭を筆でたたきながら、ぼかす。
透明感のあるジェルなので、ムラにならずに簡単にぼやけるので、ここではOCHI MUSHAやクリーナーは使わずにぼかします。まだ硬化しません。
⑤模様の上にクリアジェルでドロップアートします。
水面ネイルみたいに全面にドロップする必要はなく、一部分にちょこっとで十分可愛くなります。
ここで硬化。
⑥VETRO055番ホワイトを少量、べっ甲模様のそばに置き、OCHI MUSHAを含ませた筆でぼかす。
顔料の多い白ジェルだとムラになりやすいのでお気を付けください。白い模様はほんの少しでOKです。
硬化します。
⑦ホワイトのシェルを少量散らして、TOPジェルで仕上げて完成です。
動画で解説
動画で詳しくポイントを説明しましたので、ぜひご覧くださいね。
新企画、いかがでしたでしょうか?
次々に新商品が発表されたり、新技術が開発され続けるネイル業界で第一線のネイリストとして
技術を磨き追い求めることは、もちろん大切です。
ですが、せっかく新技術を身に付けても、
その技術を提供できるお客様がいなければ意味がありませんよね。
当たり前の話ですが、忘れがちなネイリストさんが多いので言います。
技術を磨けばお客様が(勝手に)増える。
なんてことは、ありません。
ビジネスは後攻投資が鉄則です。
自宅サロンであっても、1人でこっそりやっている隠れ家サロンでもお客様からお代を頂戴すれば、立派なビジネスです。
先に時間やお金を投資してからお客様を集めるのではなく、お客様を集めてからそのお客様に必要なサービスを把握してから仕入れる、後攻投資こそが個人サロンを、長く愛され続けるサロンにする秘訣です。
追伸
べっ甲ネイルのやり方でご不明な点があれば、お気軽にコメントください。
また、○○ネイルやり方公開シリーズで見てみたいアートや技術があれば、リクエストくださいね。
サロン経営に必要なお客様を先に集めてから、好きなだけ技術の勉強に投資ができるようになる理想のネイルサロンの作り方を知りたい方は下部青いボタンからCHECK♪
キラキラべっ甲ネイル素敵でした!!
脱マンネリ!ってかんじで✨????
参考にさせて頂いて作って見たいと思います!
これからも新しい動画楽しみにしています。
☺️
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動画が削除されてしまったようで見れませんでした…